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13 文章のお勉強について(10月28日)
最近、ユーモアのある文に憧れております。
父親のカセットテープを借りて落語を聞いているのですが、暖かい笑いの展開や掛け合いって、書くのが難しいですね。
僕のそのジャンルの理想作家は、中島らもさん。
笑い話。ホラー。しんみりとした人情噺もある。あんなん書けたらなあと。
らもさんの気持ちを理解したいと、短編をワードファイルにベタ打ちしてみた事があります。
わかったのは『洒落た漢字のチョイス』と『幅広く深い知識がある』ということ。
駄目だ。一朝一夕には真似できん。やはり階段は1段ずつ登ろうと、子供のころ楽しかった本を振り返ってみました。
ーー双葉社のゲームブック。これは面白かった。
ゲームブックは段落に番号が振ってあり、読んでいる途中に選択肢がでてきます。右の道へ行く⇒ 6へ。左の道へ行く⇒ 8へ。
といった具合。読者の選択によってハッピーエンドか、バッドエンドか決まるという。
説明を書きながら《はて、これって小説を書くヒントになるか?》と思ってきましたが、思いついちゃったから仕方ない。
昔持っていたが本を置く場所が手狭になり、ブックオフで売ってしまっている。
なので、本屋に行くが売っておらず。
ネットで買うかと、Amazonやヤフーショッピングを検索。――見つからない。ふむふむ。昔の本だから絶版かと、中古でも検索。
そしたら、あったんですけどぉ。
奥様、見てくださりますこと? この写真の下の数字。プレミアがついているんですね( ゚д゚)ポカーン
なぜ私は二束三文で売ってしまったのか。取っておけばこんな苦しみを味あわずに済んだのに。人は、いつも失ってから、気がつくんだ……
だが、追い込まれたケチの知恵をなめてはいけない。
先日都内で会社の研修があったので、帰りに寄ってきました。そう。『国立国会図書館』。
ここは永田町駅から徒歩5分の図書館で、日本で出版された本はほぼある桃源郷です。
弱点としては【本を借りられず、その場で読むのみ。必要なページはコピー代を払って写しをもらう】ということぐらい。
わりかし致命的やないかーいっ。というツッコミを、僕は左に受け流す〜🎵
初めての利用者は別館でカードを作成します。そのカードを館内PCに読み込ませて、読みたい本をリクエスト。10分程度でスタッフさんがカウンターに用意してくれて、それを取りに行くという流れ。お陰様でゲームブックの文体を勉強出来ました。会話の妙と、ノリを大事にしているなあと思った。
皆様も読めていない本がありましたら是非、国会図書館のご利用を!
漫画もあるのでスケールのでかい漫画喫茶みたいなもんです。(24時間営業ではないが)
さて皆さま、拙作『宙を見上げて』をお読みいただきありがとうございました!
<(_ _)>
初めてジャンル1位を取れて、天にも昇る思いでした。
真面目に生きているといいことあるねんな。皆さまのペコメとスターで幸せに生きております。
元ネタを考えてくれたのは娘だったので、報告しました。
「やっぱりね。賞を受賞するの?」
「知らんが、結果は2か月後だよ」
「賞金はもらえるの?」
「……1等賞は3万円らしいよ(なんだこいつー)」
奥様、次に彼女が何ていったと思いますこと?
「3万円もらえたら、あたしの取り分は2万円だね」
ですって!
「はあ? いいとこ5千円だよ。執筆の労力なめんな」
と返した(笑)😆。
それでは、また来週👋
Have a nice weekend!
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