智美に呼ばれて

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「二人を見ているから 判って居たの貴方 芳美と碧ちゃんどうするの?」 「・・・・・・・・・・」  グラスを空け、下を向くしかなかった 「考えて入る・・・・」  呟くように言い、八木を見て 「紗那と一緒に成ろうかと 今考えて入る処なんだ」 初めて自分の考えを話した 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・芳美・・・泣くだろうな」  八木が目を反らせ、呟いた 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「良いは 貴方を極悪人にして 芳美をフォローするから」 「大丈夫 安心して」  八木は、和哉の目を見て話した 「今日は和哉の驕りね 後藤の事は内緒でお願い」 八木は 覚束ない酔った足取りで 和也と駅まで歩き 改札へと消えて行った  
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