幸せな時と・・・

5/10
前へ
/72ページ
次へ
紗那の腰が動き始め 肉棒を喰らうように蠢き  白い光が頭の中に広がり  声を上げ 喘ぎを上げ 嬌声が響いた ・アッ・あっ・アッ・ イヤ・・アッ・あっ・アッ・ イヤ・ 紗那は腰を回しながら快感に身を委ね  顔が振れ 髪が床に川の様に流れ 紗那の足が強く伸ばされ 呻きを上げ硬直した ・・アア・・アア・・ 紗那は和哉の腕の上で息を戻し  「 愛してます 」 と唇を合わせに言った 強く抱きしめられ  「 愛してる 」 耳元で 和哉の言葉が聞こえ 涙が溢れて来る 胸に顔を乗せ 裸の背に 暖かい手を感じながら 鼓動を聞くように 押し当てていた  ・・私だけの貴方・・私だけの和哉・・わたしだけの あなた・・・
/72ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加