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腐りきった人類
ガレット・ジャーゲル。
今は18歳だったかな。
あの頃の人類は、世界各国で戦争が起きて核を使われたり、人工ウィルスを撒かれたりして一言で絶望と表せても過言ではない。
そこで運良く生き残った人間達は生きる努力の際に地下へと逃げ込みそこであらゆる基盤を建て始めていた。
その時の私は、科学者として地下でも生きれる野菜や家畜などの食物をどうにかするという内容をやっていて、一つの基盤として、太陽の光を使って電気を働かせることは出来たのだが、水道や食物はまだ好調とは言えないほどの現実。
今は、その場にあった保存食で食い繋いでいるがそれはただの一時凌ぎ。
だから、ガレットはこの状況をどうにかするべき案を考えていた。
食材には今まで長持ちしていた野菜達があるのでそれの種を一時的に取り除き、さらにそれらを半分に分け紫外線で乾燥させるものと光熱電球による熱で乾燥させる実験をした。
その後に、水道の方は外から来た水はかなり汚染されていて飲めたものではない。
だからどうにか完全にろ過して、その上で身体に害をなすウィルスや細菌を取り除くべく特殊な装置を使わないと行けない。
でもそれらを全部を解決するには時間が足りなすぎる。
これらのトラブルに参加してくれる研究者や技術者が必要。
すると、彼の声に反応したの彼の助手と思しき人が彼の実験の自主的に協力してくれる女性がいた。
彼女は、ここにいる以前はエンジニアをしていたそうだ。
それで彼のいる研究室を見て即座に手伝いたいと願い出た。
ガレット自身はあまり嬉しくはなかったけど、こういうときだけはありがたいと思う。
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