【短編ｴｯｾｲ集】どした？

呪いを見たかもしれない話【#夢の話】

　夢の中で、自分が自室のテレビの前に座っているのを、私は上から見ていました。
（〝神視点〟というやつでしょうか。）

　すると、突然バツン！！とブレーカーが落ちる音が聞こえて、家中の電気が消えました。

　それと同時に、電源が切れた真っ黒なテレビ画面に『充電切れ』という白い明朝体のような文字が浮かび、どこからか、ピー！ピー！とけたたましく警告音が鳴り響きました。

　ゾッとした私は、警告音を止めようと思いましたが音の出所が分からず、自分のベッドに飛び込み布団を被りました。

　そこで一旦目が覚めるのですが、本当に怖いのはこの後でした。