不運
1/4
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
8人が本棚に入れています
本棚に追加
/
6ページ
不運
あるところに町で一番運が悪いといわれる男がいた。 男の名はアンクといった。 アンクはとにかく不運の持ち主だった。 アンクが路地裏を歩けば植木鉢が落ち、猟に出れば雨が降り、衣服を買えば次の日には虫食いで穴だらけになる。 行列で自分が並んでいる手前で目的の品が品切れになるなど日常茶飯事だ。 アンクの行く先には不運が必ずある。 「このままでは自らの不運で命を奪われてしまうかもしれない」
/
6ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
8
スターで応援
295
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!