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結局、最悪なメンタルで臨んだ面接は悲惨なものだった。
別室に呼ばれ、ハキハキとした気の強そうな白人女性の面接官と対面で座り、
「So, ×××× ×××××?」
さっそく一発目の質問から聞き取れない。
「……ぱーどぅん?」
まず質問の内容を理解しないことには話が進まないので、私はすかさず魔法のフレーズを口にした。
しかし、
「Oh! OK, OK. ××× ××××!」
面接官の女性は私の反応を見るなり何かを察したようで、いいのよ大丈夫よ、とどこか諦めた様子で手元のタブレットを操作した。
おそらくは私の個人情報が記録されているそこに、手早くチェックを入れていく。
それでおしまい。
もう行っていいよ、と促され、私は退室した。
え、面接ってこれで終わり?
私、ぱーどぅん、としか答えてないんだけど。
いつ採点したの?
これ、普通に考えて0点では??
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