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第六話
「うーん・・・」
家に帰った私達だったが、
「なんか熱っぽい・・・」
なんか体暑いし
「もうこんな時はさっさと寝てしまおう」
とベッドにはいったは良いものの、
咲夜のオナ○ーの声で寝ることができなかった。
〈五時間後〉
「カタカタ」
という音で起こされる。
怠い体を起こし、寝ぼけた目で周りを見る。
「あれ?」
パソコンの電源がついていることに気づき慌てて消しに行こうと立ち上がる。
が、
(誰だろう?)
パソコンの前に誰かが座っている。
(咲夜か・・・ちょっと脅かしちゃお)
こんな時でも変な事を考えてしまう人間って・・・
と思いながら、ばれないように近づく
「あれ~咲夜さん。なんで人のパソコンでエロいの見てるんですか~w」
ここまでは面白がってやっていた。
「え・・・」
でも徐々に馴れてきた私の目にパソコンの画面が映る
「ねぇ・・・これって奏が書いたやつだよね?なに?これ。
こんなのに手出してたの?」
「ただ出来心で・・・」
私は精一杯の言い訳をするが、
「言い訳は良いから」
それを言われるとなんにもできなくなる
でも・・・
「咲夜・・・怒ってる?」
何年も一緒にいて咲夜が怒るところは何回か見てきたが、
今回は怒っているかんじじゃない。
「はぁ~・・・」
咲夜は私の声を聞かずため息をついた。
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