第一話

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第一話

「であるから、ここはこうなります。」 若い男の話をみんなが熱心に聴いている中、私は考え事をしていた。 ここはある大学内。 今は六限。 あと少しで帰る事ができる。 少し前まではちゃんと授業も聴いていた。 でも一週間?二週間?前からずっとこう。 「はいじゃあ出席出して帰ってください。」 「ざわ・・・ざわざわ・・・」 「いやカイジか」 [数十分後] 「ただいま」 「・・・返事なし」 まあいつもの事だ。だいたいこういうときは、 「二階にいる。」 「ただいま‼️」 「なんで返事してくれないの?」 と問いかけるとその人は振り返り、 「帰ってたんだ。おかえり。」 とだけいってまたパソコン作業に戻ってしまった。 彼女は宇佐見 奏 中学生から小説家として活動して、何作かヒットも出している。 まあ俗に言う猫系女子で現役東大生だけど引きこもり。 [楓視点] 彼女は黒崎 咲夜 私の幼馴染みで今は訳あって一緒に暮らしている。 胸がGある、ボン キュッ ボンという奴。 中学生ぐらいからヤってると言う噂の絶えない人だけど 今の経験人数は数知れず。 美人だし、優しい人
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