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乗り場で停車してドアを開けてる車に近づき、サンチャまでお願いします。とわたしの知らない地名を告げたあと高橋くんはようやく追いついたわたしに振り向いてあっさりと打ち明けた。
「てか、オフィスって言ってもうちの事務所って単に俺の住んでる部屋だから。そこに調査事務所の看板を掲げてるだけなんだ。…とりあえず、純架もそこに滞在することになるけど。まあいいよね、俺たちの仲だし。しばらくは同居ってことでも。別にまあ、何とでもなるでしょ?」
《第8話に続く》
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