ぼくとわたしの交換日記

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4月22日(金) ぼくは今日から入院することになりました。 なんの病気かは分かりませんが、病気で昨日倒れたそうで、今日の早朝から母親に病院に連れていかれました。 病院についた時、歩くと少しクラクラするけれど、それ以外はいつも通りでした。 なのですぐに治ると思っていたのですが、お母さんが診察が終わると泣いていました。 診察結果はお母さんにだけ教えられてぼくには教えられませんでした。 もしかすると、余命を宣告されるような重い病気なのかもしれません。 診察が終わるとすぐに病室に移されました。それから人と隔離されて、肌が一切見えない緑色の服を着た主治医の先生と何回か会っただけです。 ドラマで手術する時に着ている服に似ていました。 ぼくはこれから大手術を受けるのでしょうか。 不安で仕方ありません。 主治医の先生に頼んでノートとペンを貰いました。 今日から日記をつけたいと思います。 誰とも話すことも出来ないし、この不安を溜め込んでしまうのは良くないと思ったからです。 今日から綴るこの日記が遺書代わりにならないことを祈ります。
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