儚 月

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儚 月

碧を纏いて 舞い降りし人 月明かりの如き 優しき眼差し いつしか心を奪われた 水面に揺れる麗しき影 手を伸ばしても届くはずなく 未だ見ぬ君への想いは募る 君を想いて眠れぬ夜は 泡沫の夜の恋と知れども いと嬉しかな 時の流れ 今宵 夢で逢えたなら 日ごと募るこの想い 洗い浚い 伝え尽くそう
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