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再確認
皆の意図は分からないが、どうやら僕はまずい状況下にあるらしい。皆がTシャツを脱ぎ捨てベルトを外しながら迫ってくるのを、胸を高鳴らせて見ている場合じゃない事くらいは分かる。
僕がキョトンとしていると、まずはりっくんが僕を蕩けさせに来た····。
「俺の胸に跨ってしゃぶってて。俺が解してる間、絶対に休んじゃダメだよ」
耳元で指令が下る。それだけで僕のスイッチが入る、甘くねっとりとした声で言うのだから狡い。
「ひゃぃ····」
おずおずと、りっくんの胸に跨りお尻を差し出す。りっくんは、大きな枕に頭を乗せ、僕のおちんちんをシゴきながら優しくアナルを緩めてゆく。
あんまりマジマジ見られると、お尻がヒクヒク恥じらう。それに歓喜したりっくんは、堪らずお尻に噛みつく。僕が痛みに悶えていると、待ったなしで前立腺をコリコリと潰す。ズクンと、そこから快感が広がる。
「んっ、りっくん····」
「はぁ····誰が抜いていいって言ったの? ほら、しゃぶって」
これは、本当に躾なのだろうか。お仕置じゃなくて?
皆が何をしたいのか分からず、次第に不安で胸が苦しくなってくる。
りっくんは満足のゆくまで解ぐすと、僕を朔に引き渡した。りっくんが挿れるんじゃないんだ。
四つ這いで朔を迎える。朔は片手でお尻を掴むと、もう片方の手でおちんちんをアナルに滑らせて焦らす。
「朔····早く、おちんちん··欲しい」
振り返って朔に強請る。けれど、亀頭をくぽくぽ出し挿れするだけで、それ以上は挿れてくれない。
お尻が捲れちゃいそうなくらい、執拗く浅い所を責め続ける。漸く前立腺まで到達したかと思えば、今度はそこがすり潰れそうなほど一点集中で責めてくる。
「ん゙あ゙ぁっ····朔··も、そこばっかぃやらぁ····あ゙ぁ゙ぁっ!! 前立腺、なぐなっぢゃうぅ!!」
「本当に潰してやろうか····」
朔がポソッと零した一言に、背筋が凍った。僕は、息を吸う小さな悲鳴を漏らし、涙をたっぷり溜めて朔を見る。
「はぁ······。誰のナニで、お前の何処をどうして欲しいか言ってみろ」
大きな溜め息からの、冷ややかな声での命令。凄く怖い。朔の鋭利な圧が、心臓にチクチクと突き刺さるようだ。
けれど、ここで黙ってしまうと、この状態のまま朔は動いてくれないだろう。僕は、勇気を出して声を絞り出す。
「ひっく····朔の··おっきぃおちんちんれ、ふ··ぅ····僕のけ··結腸··に、挿ぇて、気持ちくシてくらしゃい」
「ん。上手に言えたな」
さっきまでの威圧感は何処へやら。いつもの優しい朔だ。頭を撫でながら、耳にキスを落として褒めてくれた。
そして、僕を半回転させ片脚を持ち上げると、数回奥の扉をこついてから貫いた。
「んぉ゙っ、ぁ··かはっ····ぐぽ··ぐぽ····早っ、い゙ぁぁっ!!」
容赦のない奥責め。大きなカリを引っ掛けて、吐くまで奥を抉る。吐くものがなくなっても、奥に重い衝撃が叩き込まれる度に嗚咽を漏らしてしまう。
そんな折、りっくんが口を犯しに参戦した。胃液でぬとぬとしている唇に、亀頭を滑らせて濡らすと、強引に奥までねじ込んだ。
喉奥をじっくりと解す。ワザと吐く余裕を持たせて、胃液を絞り出させる。もう吐くものなんてないのに、これは本当に苦しい。
けれど、その度にお腹がキュゥゥと締まって、朔のおちんちんの大きさや硬さを鮮明に感じる。こんな化け物級のおちんちんが、僕に入っていると思うだけで何度もイッてしまった。
「も··イけにゃ····にゃんにも··出にゃい──ごふっ、がはっ··ぁ、んぅ゙、ぇ゙ぁっ····」
「まだ1人目だよ〜? あと3人、ン··頑張ろうね♡」
りっくんが喉奥で小刻みに扱き、喉に大量の精液を流し込みながら言った。もう無理だよ····。
へばっている僕の上体を起こし、朔は対面座位でおちんちんを奥まで飲み込ませる。もしも、このまま支えてもらえなかったら、この大きなおちんちんはドコまで入ってしまうのだろう。
なんてバカな事を想像して、へにゃへにゃになったおちんちんからは潮が溢れた。
「結人、俺とセックス気持ちイイか?」
「はぇ? んぁ、気持ちぃぉ····にゃんれ?」
どうして突然そんな事を聞くのだろう。不思議に思っていると、朔は耳に唇を触れさせ、こう囁いた。
「今お前んナカ、掻き回してんのは誰だ?」
「ひあぁっ!!? しぁっ、朔ぅ······ふぇ··朔れす」
耳を塞ぐ力も入らない。されるがまま、僕は耳まで犯される。甘い低音ボイスで、脳に響かせる話し方。ダメだ、また脳でイカされる。
「正解。ご褒美な」
そう言って、朔は奥をごぢゅっと抉った。絶叫に近い嬌声をあげ、完全に脱力した僕は朔に身を委ねた。
「次は誰のちんこが欲しい?」
「ひぅっ····誰にょ··おち··ちん······」
僕は、涙で滲む視界に入った啓吾を呼ぶ。
「け··ご····啓吾のぉ····」
「はは。目ぇ合ったもんな。いーよー。次俺な」
順番を待つ啓吾は、後ろから僕の乳首をこねくり回す。指でピンと弾かれる度、身体が跳ねて強ばる。ヘロヘロの僕には、それだけで疲労が蓄積していく。
退屈凌ぎに耳を弄ぶ啓吾。項へゆき、背中に数多のキスを降らせる。背面が弱い僕にとって、こんなの快感地獄でしかない。
イキすぎて反応が悪くなった僕を、朔が濃厚なキスで呼び戻す。耳も脳も熱くて、与えられる快楽以外に何も考えられない。本能が空回りして、好きという気持ちが溢れ出す。
朔の首に手を回し、甘いキスをしながら、イキ狂いながら、何度も何度も好きだと呟く。その都度、朔は『俺も』と返してくれる。
僕が耳元で『愛してる』と絞り出して耳朶を食べたら、朔は苦しそうな声を漏らしてイッた。そして朔が抜くと、すかさず後ろから啓吾が入ってくる。
「んにゃぁっ····」
「かーわいい啼き声♡ 俺のちんこ、朔の後じゃ物足りねぇ?」
「しょんなこと、あるわけにゃいれしょ····反ってぅのれ、前立腺··ゴリゴリするの、気持ちぃ····けろ、ホントになくなっちゃうよぉ」
「んは♡ マジで潰してあげんね、俺が♡」
そう言って、啓吾は痛くなるまで前立腺をぐりぐり擦り潰した。僕が『痛い』と泣きじゃくったら『しょーがねぇな』と言って、今度は奥の扉を破らないように、先っちょでグイグイ押し始めたじゃないか。朔の奥責めで緩んだ扉を、あえて開かないのが焦れったい。
執拗くイイ所ばかりするものだから、当然イキっぱなしになる。果てには、イッているのか何なのか分からなくなった。
えぐえぐ泣きながら喘ぐのは一苦労だ。そんな僕の後ろ髪を掴み、軽く引き寄せる。
「結人さぁ、俺に痛くされんのめちゃくちゃ好きだろ」
「ンな゙ぁ··好ぎぃ····」
聞きながら奥を抜くんだもの。答えさせる気があるのか、甚だ怪しい。
僕はその一突きで、好きと伝えて意識を飛ばした。けれど、次の一突きで戻される。重く深い一撃で、目がチカチカして脳に電流が走った。
「かはっ··んぅ゙····」
啓吾は僕の頭上で手を組み、逃げられないように押さえ込む。啓吾の重みで息ができない。
息苦しさでイッている僕を見て昂ると、啓吾はついにラストスパートをかける。高速ピストンに耐えられず、激しい嬌声をあげて快感を逃がすが、間に合わないほどの刺激を食らう。
そんな最中、啓吾が耳元で面倒な事を聞いてきた。
「満足?」
「ま··じょきゅ····に゙ゃぁっ····死、にゅ····」
「こんなんで死んでる場合じゃねぇだろ。ほら、マジで死ぬくらいもっとイケ」
「んあ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!! イ゙ぎゅぅっ!! もぉ無理゙ィィっ! お尻らめ゙ぇっ!! 頭変にゃるぅ!」
限界だ。本当にもうイケない。イキすぎて苦しい。こんなにも短期決戦で激しいえっち、久しぶりだ。
「変になってろ。俺も··イクッ──ぉらっ、結腸で飲めっ」
啓吾は僕の両手を強く引いて、限界まで捩じ込んで射精した。それはとても長くて、朔の分もあるからお腹がたぷたぷに満ちている。
それなのに、間髪を容れずりっくんが挿れた。僕を上に乗せ、動けない僕に騎乗位を強いる。できるワケないじゃないか。
恋人繋ぎで両手をしっかりと握り、僕が崩れ落ちないようにバランスを保つ。力が入らず頭もグデングデンなのに。もう全てがギリギリだ。
そんな状態で、容赦なく下から突き上げられる。意識を保つのがやっとなくらい辛いのに、それでも僕の身体は快感を享受してイキ続ける。
「ゆいぴ、もうえっち嫌? やめる?」
「や··やめ゙にゃい····まらぁ··八千代と、ジてにゃい」
こうなれば意地だ。どうせ、僕がトンでても八千代に犯されるのだろう。これくらい耐えられなくて、何が皆のお嫁さんだ。僕はここで音を上げるわけにはいかない。
「あは♡ それでこそ俺らのお嫁さんだよね。んじゃ、もうちょっと頑張ってもらおっかな」
りっくんは、僕を胸に迎え入れると、お尻を掴んで開いた。この体制は、まさか····。
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