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佐藤「わからん。が考えられる可能性があるとすれば…弐号機が何者かに撃ち落とされた。或いは何者かの襲撃を受けたかだ。」
佐藤「破片すらも見つからないのか?」
篠宮「はい。現在血眼になって捜索していますがそれらしい物はみつかりません」
佐藤「だとすれば…何者かに弐号機ごと奪われている可能性がある。」
佐藤「その場合…システムの警報装置が作動して強制的に隕石へと突っ込む筈だ」
篠宮「なるほど。では?」
佐藤「あぁ!!弐号機は襲撃してきた何者かも含めて乗組員ごと全員死んでいるはずだ。」
篠宮「全員が?ですか?」
佐藤「ああ!!!」
篠宮「その警報装置を解除した可能性はありませんか?」
佐藤「馬鹿な?あり得ない。システムを解除するには我々の網膜と生体反応が必要だ。」
佐藤「仮に解除出来たとしてもシステムが作動して強制的に隕石に突っ込むんだ!!?中にいる人間が生きている訳がないっ!!!?」
篠宮「その中に裏切り者がいる可能性は?」
佐藤「あり得ない。と断言しておこう!!うちの隊にそんな奴は一人としていない」
篠宮「そうですか?わかりました。」そう言うと篠宮は通信を切った。
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