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『常に上司を殺すことだけを考え完全犯罪を計画』
『そのうち、殺すのは誰でもよくなり無差別殺人を計画するように』
『社会的制裁も死刑も恐れない無敵の人になる』
『一度にどれだけの人数を殺害できるかのテロ計画を練る』
「おい、AI探偵さんの言うことが本当なら、犯人の生い立ちは凄惨なものだったんだな」
「いや、取り調べ中の刑事からの報告では、そのような事実はないようです」
「は?どうなってんだ」
捜査員たちが首をひねる中、
「ちょ、ちょっと、お待ちください」
眼鏡をかけた若い警察官が慌てた様子で会議室に飛び込んできた。
「AIが暴走しているようです」
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