133人が本棚に入れています
本棚に追加
膝をベッドにつき、ゆっくりとマサトさんに乗っかるように体を預けた。
そして予知していた通り、あたしをぎゅっと抱きしめる。
「はー……ミナミちゃん柔け〜」
「っ、」
や、ばい。
こんなのドキドキするに決まってる!
体重全部マサトさんに乗っかってるから動くわけにもいかず、ただ大人しくするしかない。
「ははっ、心臓の音すげーや」
「それはっ、」
「そういう反応も全部可愛いんだよ」
体を横に傾けて、あたしをベッドに倒す。
ち、近い……!
こんなに顔が近かったら、どこ見ていいのか分からなくなる……!
最初のコメントを投稿しよう!