【151】士気

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【151】士気

スノーウルフ200体が現れた事で鬼人達は動きを止めた。 「この数の獣との戦闘は、不利ではないか?」 「分かっている。少し、様子を伺う……」 鬼人達が様子を伺っていると! 「最初の威勢はどうした!? そっちが向かって来んのなら、こちらから行くぞ!!!」 「フェル! ちょっと待って!!!」 すると! 「天音様!!! 猿魔の群れ総勢600体を率いて、只今戻りました。」 「サスケ……」 この数は、マズイかと思ったが…… 意外にも鬼人達は、すぐに降参をして来た。 なので、僕はフェル達インフェルノウルフを宥めると! 鬼人達に、改めて説明と紹介をした。 すると!  この数の魔物を使役している事が分かると、対応が変わり。 僕の言葉を信じてくれて、嫌がっていた者達まで仲間になってくれる事になった。 そして、総勢250名の鬼人の戦士達が配下となっり鬼人の村の族長代理と皆んなに認められると…… 僕の体から光の玉が現れ! 250名の鬼人の戦士達が輝き出した。 そして、立派なツノが現れると…… 「こ……これは!?」 「紅姫と同じで鬼人の本来の力が戻ったと言う事ですね。」 『しかし、何故!?』 「紅姫が最後にマスターに、鬼人の力の根源を渡したのだと思われます。」 「言われてみれば、最後に紅姫に触れられた様な気がする…… てか、アクアお帰り!」 「只今、戻りました。マスター! 早速ですが、またもや一緒に来て頂いても よろしいでしょうか?」 「ちょっと待って……皆んなに話して来るから。」 「分かりました。お待ちしております!」 それから僕は、皆んと話した後…… アクアとの用事を済ませて、数日が経つと! 「よしッ! 紅姫を助ける準備が整った。 今から皆んなで、紅姫を助け出す!!!」 「行きましょう! 主人。」 僕の仲間達を抜きにしても アルゲン25体、インフェルノウルフ100体、スノーウルフ200体、猿魔600体、鬼人の戦士250体! 総勢1175体で、当初の予定していた1000と言う数より多くの魔物が集まった。 なので、そんな大所帯の士気を高めるために 僕は、声を上げた!!! 「紅姫助けるのに、ヒヨってる奴いる!? いねぇ〜よなぁ!!! 行くぞー! お前らーーー!!!」 (((((おおーーーーー!!!))))) 皆んなのってくれた。
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