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⑤翻訳機能
そして俺たちは、烈火のみんながゴブリンの群れに連れていかれたと言う、魔物どもが住み着く洞窟へとやってきた。
足を踏み込んだ途端、強烈な臭気が漂ってくる。流石、魔物どもが住み着く洞窟だ。
「うっ。この臭い、嗅ぎ続けるのしんどいな。慣れる前に吐いてしまいそうだ」
【おやご主人、大丈夫ですか? 少々顔色が悪いようですが。吐きたい時は言ってください。その時は私がおろろろろろろ】
「お前が吐くのか……」
何故か俺より先に吐き出すアイコ。こいつ、本当に俺のスキルなのか?
疑問は尽きないが、今はそれよりも烈火のみんなを助ける事に集中しよう。
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