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『大丈夫?元気になった?』
白いキューブが、私の表情を読み取って声をかけてきた。
私は満面の笑みを浮かべた。
「ありがとう、アイくん。元気でた。そうだ、夕飯のデリバリーを頼んでくれる?アジアンテイストがいいな」
『わかった。任せて』
私は立ち上がると、部屋着に着替えてメイクを落とした。そして、アイくんが頼んでくれた夕飯が届くのを待つのである。
ふと、アイくんを見た。
白いキューブ。正面に二つのぽっちが目のように光る。
慣れって怖い。
私はアイくんを見て、自然に頬が緩んでいく。
「アイくん、かわいい」
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