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彼女はいつも輝いていた。
見た目はフワフワしているのにどこか芯が通っていて、なぜか追いかけたくなる。
まるで、アイドルになるために生まれてきたような人だった。
私はそれ以来何度もライブに通ってバイト代はすべて彼女のグッズにつぎ込んだ。
彼女を推す理由なんてどこにもなかった。
とにかく彼女のことが好きだった。
とにかく彼女のことを追いかけたかった。
何よりも、彼女だけは私の味方になってくれる気がした。
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