山下こころの場合(1)
2/2
読書設定
目次
前へ
/
7ページ
次へ
彼女はいつも輝いていた。 見た目はフワフワしているのにどこか芯が通っていて、なぜか追いかけたくなる。 まるで、アイドルになるために生まれてきたような人だった。 私はそれ以来何度もライブに通ってバイト代はすべて彼女のグッズにつぎ込んだ。 彼女を推す理由なんてどこにもなかった。 とにかく彼女のことが好きだった。 とにかく彼女のことを追いかけたかった。 何よりも、彼女だけは私の味方になってくれる気がした。
/
7ページ
最初のコメントを投稿しよう!
2人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
99(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!