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それは… 母がぎっくり腰になったり、風邪を引いたり… 最近は親の年齢と体調が気になってきているのは事実。 それに… "なんだか遠くに行っちゃったみたい…" 母のその言葉が頭をよぎる。 私…お母さんにそんな風に思わせてたの…? 「望愛、俺なら…お前をおばさんのそばに置いてやれる。それに、おばさんも俺のことはよく知ってるから、俺になら気兼ねなく頼ってくれると思うよ。もちろん、俺もおばさんのためにはなんでもしたい。もともと、もう一人の母親みたいな人だしな」 雅也君は笑っていた。 だけど私は上手く笑うことが出来なかった。 なんでこんな話になったんだろう…って、話の流れを必死に思い出そうとしていた。 最初は単に…昔を懐かしく思って雅也君がふざけていたんじゃなかったっけ…。 なのにいつの間にかこんな話になって… だって、これ…… 私の勘違いじゃなかったら… "プロポーズ"みたいだよ―――――
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