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電車の時刻を調べて、すぐに帰る準備を始めた。
渉さんへの連絡は後にすることにした。
今は仕事以外に余計な心配事を増やしたくない。
それにいまだ連絡がないことを思うと、上手くいっていて欲しいと思う私の気持ちとは逆に、渉さんの方の問題は難航しているのかもしれない。
渉さんとは連絡をとらないまま、一方で雅也君からは細かく連絡が届いていた。
彼らは無事に病院に到着したようだった。
そのため、私は実家ではなく、母と雅也君がいる病院へ直接向かうことにした。
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