私の詩人

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私の詩人

f27c7fab-3884-43dd-aaa1-47d4d5339dfd 何でも貫いて 血が噴き出すくらいじゃなきゃ 胸を殴って 覚醒を削り鈍く丸い痛みで 戦車のタイヤと化す幾億の心が 退屈は敵であると定義 センセーショナルでなきゃ 生きてること忘れちゃいそう 拍手喝采のボタン探して 苦手な液晶に身を投げた少年 カーテン開けていい? 手を繋がなくていい 外へ行こう 書は捨てず 持って出よう だって君を守る文字がそこには 詰まっているんでしょう? 私の詩人に風を教えて 揺れる髪を追いかける あがる息で頬にさす赤 怖くない場所へ案内をするからねって ゆっくり順番ねって いつか一人でも自由に どこへでも行ける人になったら 私に甘えた既存の言葉も 様変わりしてさ 違う誰かに笑うのだろう 本物を見せてやるからチクタクカウントダウンのメトロノームを掲げてスキップ ⁡
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