生まれたい

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生まれたい

深い湖色した 口紅をくれた 本当は私 愛などよく 知りもせず 熟れた胸を 持て余し 暴れ狂う嵐の 爪先で見てた 砂を噛む夜にひれ伏す まるで 天国を作ったひとよあなた 尊いのは血じゃないさ 分厚い歴女の地層に埋まる 哀しみの数の単位を 探ったやつが適当に決めたなんて言う 隷属の明日が どこまでも続くなら もう一枚剥いで 脳裏に突き刺す 有能なフォークを 煌めく電極で 仕立て上げ 世界線跨いで 絶望を知らない制服の 語り合う未来へ どうかどうかお願い行こうよ私と一緒にどうか fcb33868-92ed-48bf-9595-e7a8522f9ad4
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