灰になり行く

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灰になり行く

お腹に抱えた 鈴蘭の揺りかご あの日の私は 確かにどろりと 雫のように アナタを めちゃくちゃに ぶっ壊れた バレリーナが 荒々しく舞い踊る 拍手は波音と 死の旋律を奏でた いつになれば この窮屈で 痛みの滲みた 重たい器に ピシャリとヒビを 入れて下さいますか ネジ曲がる道のりを薙ぎ倒し真っ直ぐに歩いた 掠れ声張り上げいつしか鼻歌にかわる頃 それは最後まで思い出の曲だった f9ede68a-be1c-4d4e-beec-12672dcddb67
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