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灰かぶり
誰かに優しくされる未来を
可能性から排除して
だってそんなんなかったら
立ち上がれないくらい
深く傷つく日が来る
戦い続ける力は
絶望からも生まれると
歩みを止めないヤケクソで
それだって立派だろ
終わりまでの間に裏切ってよ
0時になっても魔法は消えず
まるで無敵なフリをした
お決まりの忘れ物
叩き割ってゴミ箱に放る
破けたドレスひるがえし
もっとちゃんとしてたら
こんなことにはならなかったの？
教えて欲しいのに
答えを信じる元気は
もう残ってないの
キツく目を閉じたけど
振り上げた手は
私を殴ったりしなかったね
ただ、それだけが今は全てだ
バラバラになったピースたち
ポケットの中でしゃらしゃら鳴るのは心が生まれる音みたい
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