評論

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指先で撫でた 耳たぶの産毛は 氷河期の後で 命を癒した 僅かな草の匂い 知らないの? アナタは高いところから見下ろしている 視界に詰め込んだ まるで世界の全てのように だけどそれは アナタだけが描いたシーン 誰にも当てはまらない ズレた境界線を こえて来たのは価値を もらえると信じていた 特別な自分の作った類を見ないクライマックスは 人をバカにして 傷つけて 疲弊させ 貶めることなんかじゃ なかったはずなのにね ため息の断末魔から逃れて吐き捨てた愚かな嘘に殺されろ d78532c1-e987-4002-ac61-6f06cc140348
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