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評論
指先で撫でた
耳たぶの産毛は
氷河期の後で
命を癒した
僅かな草の匂い
知らないの?
アナタは高いところから見下ろしている
視界に詰め込んだ
まるで世界の全てのように
だけどそれは
アナタだけが描いたシーン
誰にも当てはまらない
ズレた境界線を
こえて来たのは価値を
もらえると信じていた
特別な自分の作った類を見ないクライマックスは
人をバカにして
傷つけて
疲弊させ
貶めることなんかじゃ
なかったはずなのにね
ため息の断末魔から逃れて吐き捨てた愚かな嘘に殺されろ
![d78532c1-e987-4002-ac61-6f06cc140348](https://img.estar.jp/public/user_upload/d78532c1-e987-4002-ac61-6f06cc140348.jpg?width=800&format=jpg)
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