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その頃…街の中心部にある公園では行為を終えた男とマリが店の方に向けて歩き始めていた。それを見た…一条はやれやれと言った顔でぼやき始める。
一条ナギサ「やっと動きやがったですか?あの変態オスゴリラとメスザル。」
一条ナギサ「全く昼間っからこんな公園の中で何をやってるんですかねぇ?」
一条ナギサ「もう少しであんなもの私に見せ付けてどんだけ待たせたら気が済むのか?って文句を言ってやろうと思ったですよ。」
一条ナギサ「とにかく先輩に報告です」ナギサはそう言うと…通信機を使ってヴァレンタインに連絡を取り始める。
数秒後…ザザァーーっという音が響いて…サラの耳にナギサの声が聞こえ始める。
一条ナギサ「先輩…ゴリラ共がやっと動きましたよ」
サラ「了解。わかったわっ!!!?ナギサもこれからこっちに来るんでしょっ!!?」
一条ナギサ「もっちろんですっ!!?所で先輩?これからどうするんです?」
サラ「とりあえずターゲットを目標地点まで誘導するつもりよっ!!?」
一条ナギサ「にひひっ(笑)!!?さっすが先輩!!?」
一条ナギサ「もうあのオスゴリラを仕留める為の下準備が終わってるんですね?」
サラ「うーん?まぁ…下準備自体は終わってるかしらね…?ただまだ決定的な要素が足りないわ!!?」
一条ナギサ「要素?」ナギサは目を細めて…そう聞き返すと不思議そうな顔をする。
数秒後…何かを察したヴァレンタインは「ええっ」と呟いて…ナギサに何かを話し始める。
ヴァレンタインの話しを一通り聞いたナギサは「なーんだ?そんなことですか?」と言って不敵な笑みを浮かべてニンマリ笑う。そして「私に任せて下さい先輩!!?絶対あのゴリラを仕留めて見せますっ!!?」と言って意気揚々とサラがいる方へと歩き始めた。
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