あとがき

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『奏で煌めく劣情花』 最後までお読みくださり、ありがとうございます。 本作、こちらの彼彼シリーズの番外編です。 『彼の熱と、彼の衝動。』https://estar.jp/novels/25086958 『煌星から愛をこめて』https://estar.jp/novels/25988407 彼彼本編を執筆していた時に香咲まりちゃんが描いてくれた煌奏の軍服イラストがとても素敵で、冴月は大好きなので、このイラストのイメージでいつか軍人パロを書きたいと思い、設定をあたためていました。 帝都陸軍の大尉と軍曹になった花宮煌と土岐奏人の物語、楽しんでいただけましたでしょうか。 彼彼本編では煌が一年先輩で、奏人が『花宮』と煌を呼び捨てにしたり命令したりすることは絶対に有り得ないので、立場逆転も良いな、と冴月は新鮮な気持ちでした。 あと、【花宮煌・29歳】というパワーワードですね。 最前線で戦功を上げ続ける騎兵連隊の切れ者、花宮軍曹の設定は、我ながらとてもいい栄養になりました(笑) 辺境騎兵連隊を舞台にしたのに、騎兵を率いるシーンが全くありませんでしたねー。一応、それぞれの愛馬も決めていたんですけれど。 煌は黒鹿毛、奏人は栗毛。颯爽と騎乗する二人は幻と消えたので、良ければ想像の中で仲良く草原を駆けさせてあげてください。 それでは、また次回作でお会いできれば嬉しく存じます。 いつもありがとうございます。 日々の感謝を込めまして。 冴月希衣
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