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「あいつ最近ますます調子に乗ってるから‥‥はつね拉致るがいやーんエッチになって、それからは、もういやらしーい、あぁ気持ちいい、そこ感じる、っていうのもあった。この前なんか”とろけるぅ”って言ったじゃないか。今度は”もっと奥まで”とか言いそうだ。もし子供が生まれるならあいつの言葉使いをなんとかしなくては‥‥」
「陽介さんったら!まだはっきりしたわけじゃないのよ」
「俺たちピー助の前でやりまくってるからな」
もう、それ何の心配ですか?それに陽介さん…それはあなたのせいで‥‥
「それに長い間吐精してなかったせいでその分子種も濃かったのか。可能性は高いと思っていたがやはり…」
陽介が本気で考えこんでいる顔が浮かぶ。
「もう知らない。陽介さんのせいよ!今夜はわたしに触らないで!」
「待てはつね。そんなの我慢できるわけない。機嫌直してくれ…」
「反省してよね。陽介さん愛してる」
「俺も愛してる」
陽介さんが珍しく電話口でチュッと音を立てた。
陽介さんは今も無愛想だしロマンチックの欠片も感じさせてはくれない。
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