洋美

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下着を降ろすと 深紅のティーバックの 股間の色が変わっている 溜息を付き 身づくろいして  化粧室を出た処に岡が立っていた 「大丈夫?」  声を掛けられ  頷いた時 岡の手が腰に手が回り 課長と声を掛けた時 抱きよせ唇を合わせてきた  化粧室の通路に 人の姿は無く 遠くで 酔った人の声が聞こえ 驚いて固まっている中 舌が入り蠢き 慌てて体を外し 荒い息を吐いて  岡を見た 「 ゴメン 我慢できなかった 」 暫くぶりの 口付けは洋美を狼狽させ  化粧室の前で項垂れて 口付けの余韻に 混乱したまま 黙って俯いていた また 岡が抱き寄せ 優しく髪を撫で耳元で 「 好きだよ 初めて逢った時から 気に成って居て 」 見つめてくると 唇を合わせて来た 洋美の手は下がったまま 岡の舌を受け  口の中を蠢く舌を受入れ 吐息を漏らしていた 「席に戻ろうか?」  岡は手を引き 座敷に戻る途中で 「明日 予定有ります?」  洋美の手を強く握りながら聞いて来た 「別に 予定は有りませんが 何か?」  洋美は強く握って来る 岡の手を握り返し聞いた 「お昼 ドライブしようか? 駅前で10時で良いかな?」  洋美は頷いていた
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