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――――近衛さんと昨日の事謝らなきゃ。――誤解させちゃってたら悪いし。
――――あと、秘密は守らなきゃ。
僕はそんな事を考えながら応接室を後にしていた。
仲直りをした二人は応接室を後にして3課に戻り仕事に取り掛かる。時間だけが過ぎ午後の仕事にとりかかった時の事だった。将隆の電話が鳴る。その電話は呼び出しだったようで将隆は3課を後にする。それを見計らった様に七瀬が一臣に話し掛ける。
「近衛さん。ちょっといいかなぁ」
「何でしょうか」
俺はそう言いながら昨日の事だろうと確信していた。
「ちょっと、話したいから今日の18時に時間貰えるぅ?」
―――― 時間貰えるといいんだけど。
「ええ、大丈夫ですが」
――――良かった。早く誤解解かなきゃ。
「悪いけどおねがいしますぅ。ところでどこか良い所あるぅ?」
「じゃあ、僕の行きつけの店プランタンはどうですか。ここからも近いですし」
「あっ、その店なら私もしってますぅ。じゃあ、そこでぇ」
「解りました。では18時に」
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