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「じゃ、行こう」
そう言うと一臣は立ち上がり麗奈に左手を差し伸べる。
「うん。行こう」
麗奈はそう言うと差し伸べられた一臣の左手に右手を繋ぎ立ち上がり並んで歩み始める。暫くそうして歩いているとログハウス風の売店が現る。2人はその中に入るとカフェの中に入り、席に着くと話し始める。
「注文はどうする」
「私は珈琲とサンドイッチかな」
「じゃ、俺も同じのにするかな」
そう言うと店員を呼び注文する一臣。
「注文はお決まりでしょうか」
「はい珈琲とサンドイッチを2つお願いします」
「畏まりました。珈琲とサンドイッチお2つですね。少々お待ちください」
そう言うと店員は厨房に消えていった。
「しかし、相変わらずここ綺麗だね」
「本当だね。何か癒やされる」
「まっ、緑は癒し効果あるって言われてるし満更でもないだろうな」
「うん。私もそう思う」
2人がそんな事を話していると店員が注文した品物を持ち現る。
「お待たせしました。ご注文の珈琲とサンドイッチお2つです。ごゆっくりどうぞ」
店員は綺麗に珈琲とサンドイッチを配膳しそう言い残して消えていった。
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