5章

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「美味しそうだね」  そう言い笑みを浮かべる麗奈。 「本当に美味しそうだな」  そう言うとサンドイッチを口に運ぶ一臣。それを見て麗奈もサンドイッチを口に運ぶ。そして、見合う。 「やっぱりここのサンドイッチは美味しいな」 「本当に美味しいね」 そう話すと2人は笑みを零す。 「色々食べたけどここのは一味違うからな」 「本当にそうだね」 そう言いながらサンドイッチを食べ続け、食べ終わると珈琲を口に運ぶ。 「食後のこの珈琲も最高だな」 「本当にそうだね。プランタンとは違う良さがあるね」 「そうなんだよな。上手くブレンドしているというかさ」 「うん。味わいが芳醇でコクがある気がする」 2人はそう言いながら珈琲を飲みながら窓越しに湖を眺めていた。 「ここからの景色も綺麗ね」 「ああ、ここからの景色も悪くないよな」 「うん。ずっと見てられる」 「本当にそうだな」
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