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「じゃあ、プランタンで１８時ですねぇ。そこでしっかり話を聞かせて貰いますぅ」
それに是非を問わず決める七瀬。
――――まじかよ。是非を問わずか。
――――こうなったら、諦めるしか無いよな。
「じゃ、プランタンで１８時に。そこで話させて頂きます」
まったくやれやれだぜ。うすうすこうなるとは思ってはいたけど……。――まさかね。しかし、七瀬さんがこの様子なら課長も絡んでくるのかな。それは勘弁してほしい。面倒ごとは一つで十分だ。
一臣がそんな事を考えていると課長がやって来る。
「おはようございます」
「おはようございます」
「おはようございますぅ」
一臣の心配をよそに何もなかったかのように、一臣の脇を通り過ぎ席に着くと仕事を始める将隆。
――――あれっ、何も麗奈から聞いてないのかな。
――――まっ、とりあえずは面倒な事が一つ消え良かった。問題は……。
仕事している七瀬を横見して深くため息をつき肩をおろす一臣。
――――まっ、ぐちぐちしてても埒があかないな。気持ちを切り換えて仕事いないと。
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