🌟【大銀河放送局】視聴者投稿怪談集🌟

リスナーH氏の体験談

ジローさん、めろんさんこんにちわ。
初めて投稿させて頂きます。私の話はいくつかの段階を踏んでお話しできればと思っておりますので、世間話みたいな感覚で御覧頂けると幸いです。

この話は私の記憶に残ってない【子供】の頃の話です。
父親の実家は群馬県前橋市にありました。
結構大きな家で祖父母が仏教に熱心だったのか立派な仏間がある家だったんです。
当時2歳位でしたでしょうか私が１人で仏間にこもって遊んでいたそうですが、両親がふと耳を傾けると「話し声がする」事に気付いたようで、
母親が仏間を覗いて見ると仏壇に向かい合って話している私がいましてね、何しているか尋ねたらしいんですよ。
すると私はごく当たり前のような顔をして「おばあちゃんと遊んでいた」と言ったらしいんですがね、もちろん私以外だれも居ないんですよ。
広い仏間といっても父親の実家ですから友達なんかもいるわけがないんです。

母親がね、「おばあちゃんってどこに居るの？」ってたずねたら、仏壇の上の遺影を指差して「あのおばあちゃん」って言ったそうですよ。
私の記憶には無いですがそんなことがあったと言われましたよ。