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肆
倭の国土の今世の四神は粒揃いだがろくでもない集団と言うのは今に始まった事では無い。
その中でも群を抜いて腐れているのがこの時の蕃神である。
「失礼じゃね?」
事実だ。
「俺は闇んところよりこっちに味方してくれたら夜の方でお礼しようかと思ってるだけだぜ?」
頭だけでなく下の方も腐れ神である。
そんな会話をするララに闇神が露骨に虫けらを見る目で見ていた。
「闇の事も美人だと思うよ?寧ろ見た目だけなら貉凰君より良い男だと思うよ?」
本人前にして本当に失礼な奴だと思った。
「けど性格悪ぃじゃん。ツンドラじゃん。興味ねぇもんには 氷河期じゃん。その癖気に入ったもんには執着ひでぇじゃん。ヤンデレじゃん」
だから病み神だなんて言われんだ。
本人前にして良く言えたものだ。
「そして、直ぐに手が出る」
手が出ると言うか殺す気満々である。
「人がお喋りしてるのに攻撃して来るとかマナー悪ぃな!」
お上品な北の行動とは思えないと苦情を出すララに誰しもが「お前は何しに来たんだ」と、言いたくなるだろう。
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