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丁度その頃…とある少女はロンドンエリアの中枢にある時計台から街を眺めていた。
??「なぁアリシェル?んなとこいると落っこちっぞ!!?」
アリシェル「平気よ!!?それより?団長からの用事すっぽかして良いの?」
??「大丈夫だろ?どーせいつもの事に決まってらぁ…」
アリシェル「それもそっか?」
アリシェル「ねぇ?んなことよりあんたそれどうしたの?」
??「あんっ?それって何だよ?」
アリシェル「それよそれよ!!?」そう言うと少女は男が持ってる物を指で指す。
??「あん?これか?こいつはこう使うんだよ」そう言うと男は時計台の内側からエリア内に向けて何かを投げる。数秒後…夜空が一瞬だけ光ったかと思うと…周囲に黒い靄の様なモノが発生し始める。
??「行くぜ!!!?」
アリシェル「命令しないでよ!!?私は先帝の魔女の子孫!?アリシェル・ローズ・モナリオなのよ!!?」アリシェルのその言葉を聞いた男はやれやれと言った顔をして…「はぁ…」と言って深い溜息をつく。
アリシェル「何なのよ?その溜息っ!!!?あたしに何か文句でもあるって訳?」
??「いやっ別にそうじゃないんだけど…?」
「だったら何っ!!?」アリシェルは大声で叫んで男を睨み付ける。数秒後…ザザァァーーーっという音が響いて…アリシェルたちの耳に男の声が聞こえてくる
?「おーいお前ら!!?無駄口叩いてないで早く来いよ!!!?」
アリシェル「わかってるわよ!!?今行こうと思ったところ!!??」アリシェルはそう言うと時計台から飛び降りて黒い靄のかかったロンドンエリアの街並みへと飛び込んで行った。
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