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そして…雪斗たちは…プレイヤーハントの異名を持つアカウントが夜な夜な動き回っていると噂される場所に来ていた。
雪斗「ここが森林区か?案外普通なんだな?」
??「そうでもねぇだろ!!?かなり鬱蒼とした雰囲気だぜ?ここ?」
雪斗「そうかぁ?俺には普通にみえるけど?」
??「何処がだよ?めちゃくちゃ恐ぇじゃねーか!!!?」
雪斗「それより?お前ここに来て大丈夫なのか?」
サフリザ「バレなきゃ問題ねぇーよ!!?」
サフリザ「それにこっちもこっちで別件を追っていく内にここに辿り着いたんだよ!!?」
サフリザ「心の声(とまぁ…建前上そうは言ったけどほんとは1億リラの損失分を補う為にプレイヤーハントを追ってるとは言えねぇ…)」サフリザは心の中でそう呟くと少し目を細める。
雪斗「ふーん??とにかくだっ!!?他のプレイヤーにだけは絶対見つかんなよ!!?」
雪斗「お前が見付かるとこっちまで…3日間ログインできなくなんだからな?」
サフリザ「わぁってんよ!!?だからわざわざ音羽のバカにこんなもんまで借りたんだからな?」そう言うとサフリザは音羽から借りたマジックコートをアイテムBOXから取り出して羽織り始める。
数秒後…サフリザの姿が消えて…雪斗の目に視認できなくなる。雪斗の様子から姿が見えなくなった事を確信したサフリザは「またな?」と呟いて何処かへと行ってしまった。
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