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僕はハァハァと荒い息を整え脱力して遼一を見ると、遼一が喉を鳴らして精液を飲み込んでいた。
「えっ？やだ、飲んじゃったの？汚いよ！そんなの出してよ！」
「奏多のだから汚くない。ご馳走様。
…今度は俺のでイッて…。」
耳元で囁かれたその言葉が恥ずかしくてカッと赤くなった。
顔を両手で隠していたら
「奏多の顔を見てしたい」
遼一は、いつの間にかコンドームを着けてた。
僕の両脚を左右に広げ、膝の裏に腕を通し腿を腹に押し付け、腰が上がる。ヒクつく後孔が丸見えになる。そこにぺニスが添えられただけで背中を快感が走る。
「ふっ…ン、……ハァ、…っ」
舌を絡められて、それに応えるように僕も絡める。
口から吐息が漏れる。
「奏多、入れるよ」
遼一は宛がったぺニスを、躊躇なくゆっくりと僕の中に埋め込んできた。
遼一とひとつになる―――。
わかった瞬間、目の前の遼一の体に両腕を伸ばし、背中にしがみつく。
「っん、ん ……っ、 …あっ」
喘ぎ声が漏れる。
可愛いと耳元で囁かれた。
すっかり奥まで挿った遼一のペニス。
大きく息を吐く。
遼一がチュ、と軽く唇を重ねる。
「……奏多、好きだ……」
言われた瞬間、ずん、と奥を突かれた。
「あっ！」
思わず上げた嬌声。
ゆっくりと腰を使い初めた遼一。
「あ……っんぁ……っ」
次第に律動が早くなる。
パンパンパンパン…
グチュッグチュッ…
動かされるたびに結合部の水音が卑猥に耳に入る。
動かされるたびに漏れ出る自分の嬌声と遼一の荒い息使い。
遼一が腰を動かすたびに部屋に響くそれらは全てが欲情を煽る ―――…
「ああ、ッ…ん、あっあっあっ」
遼一が僕の勃起したぺニスに触れて扱く。
前も後も攻められ、またもや背筋から駆け上がるような快感に大きく痙攣する。
「あっんっ、ふぅっ…ハァッ…」
「奏多っ、…っ、エロ すぎ、…ハァ、……くっ」
好きな人にキスをされ
好きな人に乳首を弄られ、舌を這わせられ、甘噛みされ
好きな人にぺニスを愛撫され――
どれも幸福感でいっぱいだった。
「奏多、…っ、気持ち良い？もうイきそう？……はぁ …っ」
「あんっ……ン…や、ああっ！も、ダメっ、…あっ イク…っ！」
ビクンッと仰け反り 白濁を射精した。
「 …ハァ、俺、も、限界…締め すぎ 、ンッ…」
腰を押し付け奥まで入って
僕の中で遼一のぺニスが大きくなりドクンドクンと脈を打つ。
ゴム越しに熱いモノが放たれたのがわかった。
「奏多、愛してる」
「僕も、愛してる」
遼一が蕩けるような笑みを浮かべて僕を抱き締め、僕にキスをした。
僕は心も体も幸福に満たされ、その言葉を最後に意識を手放した。
――― END ―――
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