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「最近、仕事は忙しいかな?」
本部長は少し笑顔で、優しく私に話しかけてきた。
「はい、最近はサイバー攻撃が多くて、気が抜けない状況です。」
私が正直に状況を話すと本部長が、
「やはりそうか…
さらに体制を固めないといけないようだね!」
と話してくれた。
さらに本部長の話は続いた。
「さっそく本題にうつるけれど、米国の海外拠点のCIA(Central Intelligence Agency)から某国のテロ組織が日本のサーバを狙っているという報告が入っている。
このテロ組織に対応するために極秘の組織を立ち上げることにしたんだよ!
この組織の実質的なリーダーを倉木君にお願いしたいんだよ!
倉木君は、ネットワークに関する技術レベルが高いと警部から聞いているよ!」
本部長の話に不安を感じた私は、
「私にできるでしょうか?」
と答えると本部長が、
「倉木君のできる範囲で対応してくれればいいよ!
倉木君が必要と思う人を言ってくれれば、組織のメンバに加えるように配慮するよ!
人だけでなく必要な機材も教えてほしい。」
と言ってくれた。
この話に私が、
「はい、わかりました。
最善をつくします。」
と答えると、本部長は笑顔で頷いた。
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