良質な睡眠を

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辰哉が亡くなったのは、一年の時だから、随分月日が経った。 私の中では彼の事を忘れた訳じゃ、決して無いのだ。 辰哉は、私の中では今も思い出と一緒に生き続けて居るのだから…… 今でも、辰哉の事を思い出すと、私の涙腺は簡単に崩壊してしまう。 彼と死別してから、私は誰とも(異性の友人)交際して居ない大学の友人は、見事に女友達ばかりだ。 亡くなった辰哉に操を通している訳でも無いのだけれど、どうしても付き合いたいという欲求とかが私自身がそういう気持ちになれなかったから。 別に無理して男性と交際しなければいけない物でも無いし……。 時が来て、そんな気持ちになれば、その時で良いのでは? サークルに入った事も大きかったかも知れない
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