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アッシュはそんなことが書かれた資料を一通り見終えると視線を上に逸らして考え事をし始める。
アッシュ「心の声（なるほど？やはり彼がこの事件に関わっている可能性は高い）」
アッシュ「心の声（だとすると…１つだけ腑に落ちない事がある）」
アッシュ「心の声（彼があの切り裂きジャックの模倣犯であるならば…ターゲットは全て娼婦に限定されるはず）」
アッシュ「心の声（だが今回のジャック・ザ・リッパーにそういった「縛り」はみられない）」
アッシュ「心の声（このことに何か意味があるの？それともこの事件自体こちらの目を欺く為のフェイクなのか？）」
アッシュ「心の声（いずれにせよ…僕の推察通りならば…ジャックはこの事件に何らかの形で1枚関与している）」アッシュはそこまで考えると目を閉じて…フゥーっと息を吐く。そしてリゼに話し掛ける。
アッシュ「ありがとう!!?リゼっ!!?君のお陰で
いくつか謎が解けたよ!!?」
リゼ「ほんとですかぁっ!!!？」リゼはそう言うと…弾けるような笑顔になって満足気な表情を浮かべる
それを見たアッシュは「本当さ？」と言って…彼女を安心させるとリゼにとある事を告げる。数秒後…アッシュのその話しを一通り聞き終えた…ジャックスとリゼはその場から立ち去って行った。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
END
ある程度の情報が揃った所で徐々に第三者の影は見えてきたものの…それがジャックかどーかの真意は掴めずにいた。一方で…ロゼッタはとあるパーティー会場にてオルティアスと接触し次週「まどろみ」「第12話へ続く」
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