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オルティアス「やぁ?…ミシェル!!?どうだい調子は?」
ミシェル「貴方?誰?」
オルティアス「あっあれっすまないね?ほらこの前のおじさんだよ!!?」
ミシェル「ミシェル覚えてないっ!!?」
オルティアス「そっそうか…!!?だったらミシェルこれをあげよう」オルティアスはそう言うとポケットからお菓子を取り出してミシェルに手渡す。
それを見たミシェルは笑顔になって「ほんと?いいの?」と言って大はしゃぎし始める。その様子を遠目で見詰めるラルフはオルガに話し掛ける。
ラルフ「ほらな!!?俺の言った通りだろ?」
オルガ「まっラルフにしては珍しく冴えわたってたな?」
ラルフ「ラルフにしてはって何なんですか?少しは僕を信用して下さいよ!!?」
オルガ「バカ野郎!!?1つ2つ予想が当たったぐれいで調子に乗ってんじゃねぇ!!?」
オルガ「にしてもあの野郎とんだおマヌケ野郎だな?あれじゃ捕まえて下さいって言ってる様なもんだぜ?」
ラルフ「とはいえ…現段階ではまだ動けない…そうですよね?」
オルガ「あぁわかってるじゃねぇか?今現在奴が犯行に加担してるっつう証拠が何1つとして存在しねぇからな?」オルガはそう呟くと…タバコに火を付けてフゥーっと息を吐く。
数秒後…それを見たラルフは立ち上がって…決意を固めような表情を浮かべる。
オルガ「あんっどっか行くのか?」
ラルフ「もっちろんっ!!?まぁ今に見てて下さいっ!!!?俺等兄妹で奴の素顔化かしてみせますから」ラルフはそう言うと…足早にミシェルの方へと向けて歩き始めた。
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