玖拾七夜

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玖拾七夜

先生から「生霊から攻撃されても、攻撃をし返さずに、黄金の光で包むのです。」 と、教えられた。 その言葉通りに、光で包みこんだ。 とある日、寝てる時に刀の刃が降りおろされるのを感じ、起き抜けに全力で斬り返した。 「我の眠りを妨げることならず。」的な(゚∀゚ ) 切った瞬間に、友人の顔が思い浮かんだ。 「あ、やべ。斬ったらあかんのやった」 まあ、不意打ちしてくる奴が悪いんだよ。きっと、うん。 と、寝た。 一週間後、友人数名とその人の家に遊びに行った。 友人は、一週間前から左側が動かない。という。 病院に行っても、ヒーリングを受けても何しても良くならない。 だから、ヒーリングして。と言われた。 彼女の体に手を置いて気づいた (私の気だ。) お前だったのか、ゴン。 と友人を見た。 その友人が私に生霊となって攻撃し、そして切り返えされ、左側が動かないことになっていた。 (……まあ、回収しとこ。) そしたら、左側が動くようになったという。 友人には、原因は答えれなかった。
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