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Mission1 自己紹介せよ
夢を、見ていた気がする。
遠い、けれど、何処か懐かしい夢。
夢から醒めてしまえば、朧気にしか覚えていない夢。
?「おい、月音。
おーきーろー。
朝だぞ、あーさ!
高校生活初日から遅刻したくないだろ!
さっさと起きろ」
月「んぇー?
あぁ、晴嵐…
おはよー( ˘ω˘)スヤァ」
はい、私月音、とてつもなく眠いでございます。
晴「おはよう
って、寝るなー!
時間やばいって
早く起きろ」
月「はいはーい
わかりましたよっと」
ガバッ 「うぉっ」
私は嫌々ながらも起きましたー
月「え、偉くない!?
ちゃんと起きたよー?」
晴「おーおー、偉い偉い。
跳ね除けた布団を、俺の方に飛ばさなかったらもっと偉かった(# ゚Д゚)」
月「アッハッハッハ
しーらね」
晴「はぁ…
まあいい。
急げ。遅刻する。」
月「えー。
私が普通に屋根とか壁伝いながら行ったら、1分くらいで着くよ?」
晴「それは普通とは言わんだろ。
人んちの屋根とか、壁とか、伝いながら行くのは普通じゃないんだよ。
お前は知らなかったかもだけど。」
月「え、バカにしてる?馬鹿にしてんの???」
晴「ああそうだよ。
ほら、さっさと飯食っていくぞ」
月「え、ひど。
ま、いっか。
のんびりご飯食べよー
晴嵐は、食べた?」
晴「いや、まだ。
早く食っていこう」
月「え、やだ
ゆっくりじゃダメ?」
晴「ダメに決まってるだろ。
今何時だと思ってんだ。」
月「うーん・・・
8:00?」
晴「そうだよ!!!
あと30分で入学式始まるんだけど、急ごうとは思わんのか!?」
月「ありゃー
ホントだ。
でも、あいつなら、許してくれるでしょ。」
晴「お前なぁ・・・。
はぁ~
あんま迷惑懸けてやんなよ。
あいつお前のせいでいっつも胃痛めてんだから。
ちょっとは、神様を敬ってやれよ」
月「そうだねー
ちょっと可哀想だから、やめてあげようかな。」
晴「お前はどこまでも上から目線だな。
可哀想って・・・
お前が言うんじゃないわ!」
月「へーい
晴嵐、ご飯終わったー
早く行こー」
話しながら箸を進めていた私は、晴嵐を急かした。
晴「わーったよ。
って、誰のせいだと…(# ゚Д゚)」
月「さーせん。
じゃ、せーのっ!」
月&晴『ごちそうさまでした』
月「斎ー
片付けお願いねー」
斎「かしこまりました、月音さま。」
晴「じゃ、行ってくる」
月「行ってきまーす」
斎「いってらっしゃいませ」
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