サプライズ

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 画期的なマシンの開発に没頭しているアマチュア発明家の私は、あと一年で結果が出なかったら、この生活をやめようと思っていた。  何不自由ない暮らしを送っているのだが、それは高給取りの妻のおかげ。  失敗続きで無収入の私は、妻の収入をたよりに日々を暮らしているだけだった。  妻は私の研究に興味がある様子だったが、何をしているのか部屋に籠りっぱなしだったので、会話をする機会は少なかった。    
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