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綾「俺は、これ以上辛い思いをする人が増えない町にしたい。
誰もが安心して暮らせる町に。
そのために、統一したいんだ。
この町には、たくさんの暴走族があるし、暴力団もある。
話し合いだけじゃ解決しないこともあるだろう。
だから、俺にお前らの力を貸してくれ。」
・・・
俺たちは、綾斗が頭を下げるという珍しい光景に静まり返った。
璃「はぁ~…
分かったよ。
お前がそこまでするんだ。
手を貸してやる。」
一番最初に沈黙を破ったのは、やっぱり、というべきか。
璃玖だった。
咲「そうだね。
俺も手を貸そう。
落神町の現状は、俺も問題だと感じていたからね。」
弥「まぁ、綾斗なら出来そうだよね。
僕も手を貸すよ。」
琉「俺もだ。
手を貸す。」
璃玖の言葉を皮切りに、礼音を除いた3人が賛同する。
咲「礼音。
最後はお前だぞ。
どうする?」
礼「あーあ…
綾斗が頭下げた時点でこうなると思ってたよ…
仕方なく、仕方なくだよ。
お前らだけじゃ何やらかすもんか、分かったもんじゃないから、
俺も手を貸すよ。」
最後に、めっちゃ嫌そうに礼音が賛同した。
礼音はなんだかんだ言っても面倒見が良いからな。
綾「じゃあ、これから計画を話す。」
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