第1話 落神町統一計画

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綾「計画だけど、   まずは、小さいチームから、百鬼夜行の傘下に置こうと思ってる。」 璃「それが妥当だな。   俺達は最近先代と代替わりしたばかりで、   この前の抗争の後で負った琉慧の大怪我も完治したばっかだ。   そんな、信用もねぇ俺達に着いてくるメンバーはまず居ねぇ。   信用を勝ち取る為にも、有効だな。   で?   流石の綾斗でも、ぶっつけで殴り合いってわけじゃねぇんだろ?」 綾「あぁ。   初っ端は交渉、ってとこかな。   まぁ、話の通じないとこもあるけどね。   話の通じないとことは、即抗争。   交渉が決裂しても、抗争。」 咲「そこで、俺達の出番ってわけだね?」 綾「流石咲哉。   そうだよ。   出来れば、話し合いで解決したいけどね。   もし、抗争になったときは、お前らの力を貸してもらおうと思ってる。」 弥「喧嘩なら任せてよ。   タイマンも乱闘も、この町じゃ百鬼夜行が最強だよ。   うちは粒ぞろいだし、チームワークもいいっちゃいいからね。   僕たちは、その百鬼夜行の中でも、実力だけで選ばれた幹部だから。」 礼「あぁ、そうだな。   喧嘩は任せろ。   だから、交渉は頼むぞ。   そうだな…   やっぱ交渉だと一番の適役は、咲哉だろうな。」 咲「あぁ…   やっぱそうなる?」 璃「逆にそうなんないと思うのか?   この面子の中じゃお前が一番、腹黒だろーが」 咲「えー   そうでもないでしょ?」 綾「うーん…   多分そう思ってるのは、咲哉だけだね。」 琉「そうだな。   お前は腹ん中真っ黒だよ。」 咲「え、酷い…」 弥「どんまいw   まぁ、交渉は総長の綾斗と、腹黒咲哉の二人に頼むとして…   僕たちは、何してようか?」 綾「琉慧。   そっちは、お前が指揮を執ってくれ。   俺は基本、交渉に専念するから。」 琉「りょーかい。   んじゃ、適当にやっとくわ。   あ、どっか、タイマン練習できるとこ無い?」 綾「うーん?   体育館が空いてると思うよ。」  あ、確かに。  そういやここ(溜まり場)、高校だったわ。 琉「サンキュ。   じゃ、行って来る。   抗争本体(サブチーム)、体育館集合。   水分忘れずにな」 弥「はいはい。」 璃「はぁ…」 礼「りょーかい」
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