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はやての耳をそっと撫でると、
「んっ!」
はやては飛び起きて自分の手を耳に当てた。
「えっ、ごめん。つい…」
あまりにも急に起き上がるからはやての気に触ったかと思い、つい、謝罪の言葉が出た。
「っ…いや、大丈夫…ごめん。」
よく見ると、顔が真っ赤だ。
「ん〜?さてははやてさん耳弱いな?」
調子に乗って私が耳を触るとビクッとして更に顔を赤くさせた。
「ばっ…やめろよ…」
これはいけるぞ。と思った私ははやてを押し倒してキスをきた。
「んっ、」
あぁ。やっぱ顔が綺麗。
そのまま私ははやての胸に手を当てた。
「ガシッ」
胸に手が触れた瞬間、はやての両手が私の両手を掴んだ。
「あっ…ごめん。自分、あんま触られたくなくてさ…」
はやては少し戸惑ったように弁解する。
「うん…私も急に触りすぎた。ごめんね。」
今日は遅いしとりあえず寝ようと言うことで、2人で並んで寝た。
正直、はやての反応には驚いたが、元々スキンシップが苦手なタイプだ。
私はそれほど気にはかけなかった。
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